2008年09月22日

ホルンの響き

紀尾井ホールは、四ッ谷駅から歩いて5分ほどのところ、上智大学のすぐそばにあります。
途中、尾張藩邸屋敷跡と書かれた札がありました。「紀尾井」という名前は、紀伊、尾張、井伊の藩邸があったことからきているそうです。
室内楽の会場としては有名なところだ、と学生らしきカップルの男が得意気に話しているのが聞こえました(笑)。

ホルン2、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1の6人編成で、全6曲とアンコール2曲、あっという間の2時間でした。
おもしろかったのは、前半最後のモーツァルト「音楽の冗談」。正確なところはわかっていませんが、モーツァルトが皮肉をこめて作ったといわれる奇妙な曲で、素人が聴いても変な演奏だとわかります。
私はホルンが印象的な第2楽章しか聴いたことがなかったのですが、今回初めて全4楽章通して聴くことができました。
しかも滑稽な部分をより強調した演奏で、CDで聴くよりもずっと楽しめました。
そう何度も聴きたいとは思いませんが(笑)。

後半、演目がクーツィールからシリガーニア「ホルンと弦楽四重奏のためのロマンツァ」に変更になりましたが、この曲はとっても良かったです。この日の一番だったと思います。
最後、ベートーヴェンの曲も良かったです。
ただ、休憩のときに飲んだワインのせいで、少しうとうとしてしまいましたが(苦笑)。
ちょっと量が多かったんですよねぇ。半分くらいでよかったんですが、残すのも悪いからと・・・。

ホルンの音は、どこか遠くから聴こえてくるような感じで、弦楽器が直接響いてくるような感じがするのとは対照的でした。
考えてみれば、ホルンは音の出る部分が後ろを向いているので、反響が耳に入ってくるんでしょうね。
単純に弦楽器と管楽器の違いというだけではなく、そうした響きの性質の違いが楽しめたコンサートでした。


行くたびに新しい発見があって、単純なことでも楽しめるのが素人の特権ですね。
次は、10月11日(土)に東京文化会館にてソフィア国立歌劇場のオペラ「仮面舞踏会」、19日(日)にオーチャードホールにて東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行く予定です。
posted by さがみ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。