2009年01月12日

「K-20 怪人二十面相・伝」

国立駅で高架線工事をやっているのですが、今日行ったら新しいホームが使えるようになっていました。
従来のホームより高い位置(3メートルくらい?)にできていて、ホームから見える大学通りはなかなか良い景色でした。
今のところ、下り電車(八王子行き)のみ新ホームで、上り電車(新宿行き)は旧ホームを利用しています。
同じ駅でも、上りと下りでホームの「高さが違う」というのは珍しいですね。
それにしても駅の改修工事を始めたのは2年以上前になりますか。
http://sagaminokuni.seesaa.net/article/25082984.html
あと半分の工事が完了するのは、いつになるんでしょうかねぇ。

今日はこちらの映画を観てきました。
「K-20 怪人二十面相・伝」

怪人二十面相といえば江戸川乱歩の人気シリーズですが、本作は北村想の小説「怪人二十面相・伝」が原作。
私は北村さんの小説は読んでいませんが、江戸川乱歩の方は小学生のころ図書館で借りてよく読んでました。

舞台は1949年、日本とアメリカが戦争をしなかったという、一種のパラレルワールドとしての東京、「帝都」。
サーカスの花形として活躍していた遠藤平吉(金城武)は、ある男(鹿賀丈史)から大金を渡され、明智小五郎(仲村トオル)の結納の様子を写真で撮るように依頼される。
ガラス張りの屋根越しに写真を撮ろうと平吉がシャッターを押した瞬間、建物の別の場所で爆発が起こる。
明智の機転で、平吉は会場にある絵画を盗むと予告状を出していた怪人二十面相として逮捕されてしまう。

サーカスの団員で、裏の顔は泥棒だった源治(國村準)によって脱走に成功した平吉だったが、サーカス団はすでになく、サーカス団にいた孤児の少年シンスケ(今井悠貴)とその他大勢の孤児を養うために、泥棒になるための修行を始める。
もともとサーカスの花形として身体能力の高かった平吉は、次々と技術を会得していく。
障害物を乗り越えながら街を一直線に走り抜ける修行をしていた平吉は、怪人二十面相に追われる花嫁(松たか子)を見かけて彼女を助ける。
花嫁は、なんと公爵羽柴家の令嬢葉子で、あの明智の婚約者でもあった。
葉子から二十面相に追われていた理由を聞いた平吉は、自分の無実を晴らそうとするが・・・。


一言で表現するなら、痛快な娯楽映画でした。
平吉と葉子と二十面相の3人が絡むアクションシーンは、素晴らしかったです。
ちょっといけすかない感じの明智探偵や、平吉のためにいろいろ道具を作ってくれる源治など、個性的なキャラクターのかけあいが面白かったんですが、葉子お嬢様の破天荒ぶりは次元が違いました(笑)。
彼女が出てくるとすごいことになる。
急に映画の雰囲気が変わってしまうのでとまどいましたが、最後は笑ってみてました。

パラレルワールドとしての「帝都」という設定は、映画独自のものだそうです。
演出の都合上行き着いた設定なのかもしれませんが、冒頭で語られたそれは、なかなか興味深いものでした。
連合軍との戦争がなかった1949年の日本は、華族が支配し強力な階級の壁が存在する格差社会であった、というもの。
もちろんこれは現代の社会状況を意識したものでしょうが、パラレルワールドというのは、なかなか妙味のある設定だと思いました。


さて、小学生のころ読んだ江戸川乱歩の小説。
けっこう好きだったのに、内容はすっかり忘れてしまいました。
一つだけよく憶えているのは・・・
http://sagaminokuni.seesaa.net/article/33756384.html
人間の記憶なんてこんなものですね(笑)。
posted by さがみ at 23:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
江戸川乱歩の少年少女向けに書かれたものなら、私も全巻読みました。仕掛け部屋の描写が多くて想像するのがむつかしかったです。
映画はなんだか楽しそうですね。みてみようかな。
Posted by 雨晴らし at 2009年01月14日 00:35
>雨晴らしさん

全巻!
私はあんまり細かいことは気にしないたちなので、
よくわからないところがあっても先に進んでました(笑)。

時々感じていましたが、雨晴らしさんは、ほんとに底が知れないですよね。
なんというか、見た目とのギャップが大きい(笑)。

これからもコメントいただければうれしいです。
Posted by さがみ at 2009年01月14日 23:51
ゲバラの映画二部作を新春早々観るのかなと思ってました。というかさがみさんの感想が知りたかったりして。

今年も批評楽しみにしてます。

欲を言わせてもらうと単館系の映画批評も読めたらなあと思います。
「愛のむきだし」とか常人が観ない作品を期待したりして。
Posted by せ at 2009年02月02日 22:18
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