2007年10月08日

映画鑑賞会

最近すっかり涼しくなってきました。夜は上着が必要ですね。

さて、一昨日の映画鑑賞会についてです。
用意された映画は4本。みんな裏をかいて変な映画ばかり持ってくるかと思っていたら、全然そんなことなかったですね。1名を除いては…。

・『カサブランカ』
・『時をかける少女』
・『ニッポン無責任野郎』(笑)
・『檸檬のころ』

いろいろあって夜10時ころからスタートしたのですが、たぶん全部は観られないだろうと思ったので、私が観たい順番にしました(笑)。

『カサブランカ』1942年、アメリカ
いわずと知れた古典的名作。
第二次世界大戦中のヨーロッパ。戦火を逃れてアメリカへ渡ろうとする人たちが集まっていた、モロッコの都市カサブランカ。ドイツに占領されたパリから逃れて、酒場を経営していた男リック。そこに、かつて愛を誓い合った女性イルザが現れる。イルザはレジスタンスの指導者ラズロの妻となっていた。ラズロとイルザは抵抗運動継続のためアメリカへ渡ろうとするが、当局は身柄を拘束してレジスタンスの指導者たちの情報を聞き出そうとする。出国のための通行証はリックが持っていて…。
リックとラズロがかっこいいですね。革命家ラズロへの尊敬と、リックへの愛に葛藤するイルザ。一度はイルザに裏切られたと感じているリックは、通行証を渡そうとしないのだが…。
3人の恋愛模様を描くとともに、戦争のためのプロパガンダという側面も持つこの映画。一度は観ておきたい作品ですね。


『時をかける少女』2006、日本

筒井康隆の同名小説を原作にしたアニメーション。原作は1965年の著作です。原作とは設定が異なっており、原作の主人公の姪がこの映画の主人公になっています。
あるとき突然、時間を飛び越える能力(タイムリープ)を発揮できるようになった少女真琴。好きなことは何度でも、嫌なことは事前に避ける、そんな毎日にすっかり満足していた真琴だったが、自分に都合よく変えられた現実のせいで嫌な目にあっている人たちがいることを知って悩む。さらにタイムリープの回数に制限があることに気付いたが…。
終盤、タイムリープのシステムが少し複雑になって、そちらに気を取られてしまいました。理屈としては納得できるのですが、なんとなく質量保存の法則的な感覚に反しているような気がして(笑)。それと、真琴のタイムリープの乱用っぷりがすごい!回数制限に気付いていないとはいえ、もっと大事な時に使えばいいのにと思ってしまいますが、案外あんなものなのかもしれませんね。カラオケで1時間分の料金で10時間も歌ったりとか(笑)


2本見終わった時点で、時間は深夜1時30分。体力的にも精神的にもこの辺が限界で、映画鑑賞会としては実質ここで終了していたと思います。それでも一応次の作品を流してみましたが…


『ニッポン無責任野郎』1962、日本
1960年代に大ヒットしたコミックバンド、クレイジーキャッツの植木等を主演にした無責任シリーズの二作目。高度経済成長の中、お世辞と要領で調子よく世の中を渡っていく無責任なサラリーマンを描いた作品です。
会社を首になり、アパートも追い出された源等(みなもとひとし)はふとしたことから明音楽器に入社する。次期社長の座をめぐって専務派と常務派が対立する中、両方におべっかを使って調子よく仕事をしていた源だが、横領や偽の技術者を紹介したことがばれて首になってしまう。もちろん、そんなことではめげない源は…。
とにかく陽気で楽しい映画。源の無責任と図々しさが、クレイジーキャッツの歌を交えつつスピーディに展開していきます。このC調無責任男は決してめげませんね。失敗したって、首になったって、全部笑い飛ばして次にいきます。こんな風に生きてみたいと思いつつも、こんなやつが周りにいたら、きっととんでもないですよ(笑)。名セリフ「コツコツやるやつぁ、ご苦労さん!」。こんなこと言う主人公の映画が大ヒットするわけですが、おそらく実際にこの映画を観ていた人たちは、劇中で源に翻弄されるような普通にコツコツやってるサラリーマンが大半だったんでしょう。クレイジーキャッツの歌もそうですが、本当はコツコツやっている人たちが、C調に生きてみたいという想いを込めているという、矛盾というか哀愁のようなものが感じられて、そこが私は好きですね。この映画を観て、本当に無責任に生きてみようとする人はいないと思いますが、世の中もう少しC調でもいいんじゃないかなと思います(笑)。
ちなみに、調子がいいやつということを当時「C調」と言ったそうで、クレイジーキャッツの歌でも映画でも、理解する際のキーワードになりますので、覚えていて損はないはずです(笑)。
余談ですが、TSUTAYAで鑑賞会用の作品を探していたら、この無責任シリーズが結構置いてあって、ちょっと驚きました。映画は全然観たことがなくて、ずーっと観たいと思ってたんですが、望外の収穫となりました。


『檸檬のころ』2007、日本
みんな眠かったので、観ませんでした(笑)。
せんたんさんがもっとうまくプレゼンしてれば、観ようかと思ったのになあ。


以上、映画鑑賞会でした。次回は…しばらくないだろうな(笑)。
posted by さがみ at 04:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れです。せさんが若干かわいそうですな。
Posted by 修行僧 at 2007年10月08日 11:30
〉修行僧さん

若干、企画に無理がありました…。映画観るなら1日1本ですね。
次は修行僧さんもどうですか?映画館で観て、喫茶店で感想とか話したりして。
やっぱり雰囲気って大事ですね。
Posted by さがみ at 2007年10月08日 13:42
■お疲れ様でした、僕は愉しかったです。
でも見たいのは見れたからよかったかな_
Posted by ニシオギアラキ at 2007年10月08日 13:43
無責任野郎、いいですね♪
ちょうど少し前にどっかで見て、観てみたいなぁと思ってたの。
ますます見たくなったやー。
でもウチ今DVDなくてビデオも壊れてるんだよね(-_-;)早くDVD見れる環境が欲しいなぁ。
Posted by 先輩 at 2007年10月08日 18:02
お疲れ様です。さがみさんらしい選択ですね。
カサブランカはちょっと意外?
それから、せさん、ちょっとかわいそう…。
Posted by 雨晴らし at 2007年10月08日 18:50
修行僧&雨晴らし先輩、ありがとうございます。

まあ、谷村美月がいい!とか語った仕打がブログに書かれたような形で帰ってきたのでしょう…。

でも、「カナリア」か「檸檬のころ」は見て損はないと思います。
あと、さがみさん。誕生日の仇は誕生日でしっかりかえしますね(笑)
期待してください!
Posted by at 2007年10月10日 22:40
〉アラキさん

お疲れさまでした。
次やるときは、もうちょっと早い時間にしたいですね。


〉先輩さん

おや、そうでしたか。それは意外な(笑)。

我が家は現在何もありません。DVDもビデオもテレビもパソコンもなーんにも(笑)。おかげで映画館に行くようになりました。
でも、これからの時代はDVDは必須ですね。プレーヤーも安くなってるみたいです。


〉雨晴らしさん

私らしい、というより私しかやらない選択だと、自負してます(笑)。
カサブランカは私も意外でした。みんな良い映画観てるんですね。雨晴らしさんはどんな映画が好きなんでしょうか。

せんたんさんは、みなさんに同情されて、きっと遠い異国の地で感激していることと思います。
Posted by さがみ at 2007年10月10日 22:43
気がついたら一週間経ってた。
どうもお疲れさまでした。
無責任野郎、朦朧とした意識で観はじめて、途中で寝てしまったけど、今度ちゃんと観てみたいな。
Posted by 駿河のくに at 2007年10月13日 23:30
〉駿河のくにさん

わざわざ東京まで来てくれて、お疲れさまでした。
私も最後の方は寝てました(笑)。まあ、そんなにちゃんと観るものでもないでしょうから、気が向いたときにでも気楽な気持ちで観てください。
Posted by さがみ at 2007年10月17日 19:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。