2008年02月17日

熱響コンサート

三鷹市芸術文化センターで行われた、「熱響コンサート」に行ってきました。
若手作曲家による企画ということでしたが、まずは演目を。

・ベートーヴェン プロメテウスの創造物 作品43より 序曲
・井川丹 谷川俊太郎の詩による2つのちいさなうた「みち」
 テノール 高柳圭
・伊東光介 ヴァイオリン協奏曲「巡る果実に」
 ヴァイオリン 木野裕子
・伊藤健二 ピアノとオーケストラの為のアレグロ
 ピアノ 横山さやか
・ブラームス 交響曲第3番 ヘ長調 作品90
以上、指揮は森内剛

真ん中の3曲は今回のコンサートを企画した3人の作曲で、初演だそうです。上から順に、テノール、ヴァイオリン、ピアノのソリストが入りました。

まあ、専門的なことはわからないので、漠然とした印象でしかないんですが、私が良いなと思ったのは「ピアノとオーケストラの為のアレグロ」とブラームスの第3楽章でした。
相変わらず、ピアノというのは異質な楽器だなあと思いつつ聴いてたのですが、今日の演奏はオーケストラと良く調和が取れていたように思いました。
ブラームスの方は、う〜ん、なんというんでしょうか、フィナーレの第4楽章の前の、静けさというのか、気持ちが落ち着いていくようで良かったですね。やっぱり、オーケストラを聴く醍醐味の一つは、耳を澄まさないと聴こえないような小さな音と、全身が震えるような大音響を余すところなく味わえることだと思います。

ただ、ちょっと集中しきれなかったなあという面もありました。観客の集中力が高まらなかったという感じ。せっかくのコンサートなんですから、みんなもうちょっと落ち着いて聴けばいいと思うんですが、開演の直前までざわざわとしていて、休憩のときも話し声が絶えなかったですね。
もちろん、観客一人一人の問題なんですが、主催者の方も工夫する余地があるんじゃないかなあと。さっきまでしゃべってた人間が、そんなにすぐに気持ちを切り替えて、演奏に耳を澄ますというのはなかなか難しいと思います。開演時刻になって、客席のライトが落ちてから、少し時間を置くというのもあるのかなと思います。1〜2分でも、けっこう違うんじゃないでしょうか。

それから、アンケートボックスの一番上にあったどなたかのアンケートに書いてあったんですが(偶然、見えてしまったんですが、あんまり行儀のいいことではありませんね…)、会場の広さに比べてオーケストラの編成が大きくて、音が響きすぎていたとありました。
詳しい方なんでしょうね、なるほどなあと思いました。実は、ソリストの音が、オーケストラにかき消されて聴こえないということがままあり、それがいまいち演奏に入っていけない原因でもありました。

それでも、今回は、「音楽に必要なのは熱量(カロリー)だ!!」というコンセプトで開催した「熱響コンサート」の第1回ということで、次回以降も楽しみにしたいと思います。どんなことでも初めてとなれば何かと不慣れで、反省点も多いだろうと思いますが、それを改善していって、第2回・3回と回数を経るごとに成熟したコンサートになっていくのでしょう。
偶然にも、そんなコンサートの第1回を聴けたということで、これからどのように変わっていくのか、一つ楽しみができました。

最後に、今日の演奏でピアノのソロを弾いた横山さやかさんのHPを紹介しておきます。
http://sayaka-pf.com/
posted by さがみ at 21:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初演だから力はいっちゃったんでしょうね。
どんなホールでも音量はオーケストラが調節しなくちゃね。でも楽しかったようで何よりです。
Posted by 雨晴らし at 2008年02月18日 12:59
この間、クラムボンのライブドキュメンタリーを映画館で観たんですが、生で音楽が聴いてみたくなりました。
そろそろ映画レポート復活希望だったり。
Posted by せ at 2008年02月22日 23:35
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。