2008年09月17日

羽生善治

今日は、AIGにアメリカ政府が巨額の融資ということで、しばらくはこの手の話題が尽きない感じがします。

さて、今日は将棋の王座戦第2局が行われました。
羽生善治4冠に木村一基8段が挑戦している王座戦ですが、羽生4冠が勝って成績を2−0とし、王座17連覇まであと1勝としました。
今年に入って羽生4冠はやたらと勝ちまくっていて、名人と棋聖のタイトルを奪取し現在4冠王。王座は防衛まであと1勝、深浦康市王位に挑戦している王位戦では3勝3敗で最終局を残しており、10月から始まる竜王戦の挑戦者にもなりました。
1996年に全7冠を制覇したことは有名ですが、いま再び7冠王になるのではないかと言われています。

将棋のタイトル戦は、地方で、しかも平日に行われることがほとんどなので、まだ観に行ったことがないのですが、7冠王の可能性があるうちに一度観戦に行ってみたいですね。
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2008年06月19日

将棋のネット中継

また将棋の話題。

将棋界には大きなタイトルが7つあります。
先日の名人戦の他に、竜王戦、棋聖戦、王位戦、王座戦、棋王戦、王将戦。
今日はこの内の、王位戦の挑戦者決定戦が行われました。
対局者は羽生善治3冠と橋本崇載7段。
これに勝てば、深浦康市王位への挑戦権を獲得できます。

羽生3冠はいわずと知れた第一人者で、気の早いファンからは、再び7冠制覇かという声も出ています。
一方の橋本7段は、25歳。期待される若手の実力者です。
さらに、ちょっと異色の棋士というか、ファンに「見られる」プロということを強く意識している人で、その発言や格好は何かと話題になっています。

そんなわけで、ネット中継もされて非常に注目度の高い本局、私も楽しみにしていました。
結果は…

羽生3冠の勝ち。
橋本7段がタイトル戦に登場するところも見てみたかったのですが、まだ羽生3冠には及ばないといったところでしょうか。
しかし、去年深浦8段(当時)にフルセットの末、名局と称えられた最終局に敗れて王位のタイトルを失ったのが羽生3冠で、今年はそのリターンマッチとなるので、それはそれで盛り上がりが期待できそうです。


ところで本局は、王位戦の主催者である北海道新聞のスタッフが、わざわざ東京に出向いて、ネット中継をしていました。
http://www5.hokkaido-np.co.jp/49oui-challenge/
スタッフのブログがとてもおもしろかったので、紹介することにしました。
将棋の内容についての解説もあるのですが、むしろその他のところで、ユニークというか、変に堅苦しくないものになっていて、将棋の知識がなくても楽しめると思います。

将棋のネット中継はずいぶんと広まり、タイトル戦なら普通のことになりましたが、これからはもっと内容を工夫して、将棋を知らない人でも、見ておもしろい中継にしていくことが大事なんでしょうね。
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2008年06月17日

羽生19世名人誕生

昨日から天童市で行われていた、将棋の名人戦第6局が先ほど終わり、挑戦者の羽生善治王座・王将が森内俊之名人に勝利。
4勝2敗で名人位を奪取した羽生さんは、通算5期獲得で19世名人の資格保持者となりました。

中学生でプロ棋士となり、19歳で竜王のタイトルを獲得、将棋界の全タイトル7冠王になるなど、常にトップを走り続けてきた羽生さんでしたが、名人位はなかなか獲得数を増やすことができず、昨年、同世代のライバルである森内さんが先んじて18世名人の資格保持者となっていました。
今回の名人戦は、羽生さんの19世名人獲得なるかということで、非常に注目されたシリーズでした。
関係者やファンの間でも、しばらく余韻の残る名人戦になるかと思います。

もちろん、偉大な記録ではありますが、まだまだ通過点に過ぎません。
これからも、羽生さん、ライバルの森内さんや佐藤2冠も、さらに進歩し、歴史に残る対局を繰り広げてくれるはずです。
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2008年06月15日

古豪新鋭戦

梅雨に入って、天気の良い週末というのは貴重ですね。
昨日は気分良く洗濯ができました。

今日は将棋部の後輩が大会に出てるので、ちょっと応援に行ってこようと思います。
大学将棋部のメインになる団体戦は、春と秋に行われるリーグ戦ですが、今日のは「古豪新鋭戦」。
リーグ戦に参加していない人や大学院生が出場できる大会です。
リーグ戦は昇級降級があって、勝つことが大きな目的になるので、参加できるメンバーは必然的に実力順となりますが、古豪新鋭戦は将棋を指すことが一番の目的。
大会に出てチームのメンバーとして将棋を指すというのは、実力に関係なく緊張感や楽しさを感じられるもので、こうした機会があるというのはとてもすばらしいことです。

今年入部した1年生も出るらしいので、どんな人なのか、どんな将棋を指すのか、楽しみです。
本当は休日にやりたいこともいろいろあって、後輩の応援に行ってる場合じゃないんですが、最近、OBと現役生との間が以前に比べると疎遠になってきているので、顔をつないでおこうかなと。
考えてみれば、私の世代がすんなりOBの人たちとなじんでいけたのは、大会のたびに応援に来ていただいたからで、今度は逆に私たちが後輩の応援に行ってあげなければいけないんですよね。

もう私も、今年で27歳ですから、だんだん若い人たちと感覚が合わなくなってきているんですが、がんばってついていきたいと思います(笑)。
それと、来月から始まるOBの大会に参加してくれる人を見つけたいというのも(笑)。
OBの大会といっても、子どもでも出られるので、その辺は問題ありません。
ただ、1日4局の将棋を指すのは、気力体力的にちょっと厳しいものがあるので、若い人たちの応援が欲しいなあと。
自分が楽をするためには、相応の努力が必要だということですね。
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2008年05月18日

大学将棋部リーグ戦

今日は予定が延期になってお休みに。

本当はゆっくりしたかったのですが、先輩に誘われて将棋部のリーグ戦を見に行くことに。
今日行けないはずだったから、先週応援に行ったんだけどなぁ…。
昇級のかかる大一番が午前中だったのですが、結果はどうなったでしょうか。

しかし、これから行くんじゃ、打ち上げのスポンサーになるだけですね(笑)。
まあ、昨日の飲み会の会計をやったら、思いがけずキャッシュフローが改善したので、2週続けての打ち上げでも社会人OBの面目が保てそうです(笑)。
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2008年05月16日

将棋の図面

今日は仕事の関係で、初めてのところに車で行くことに。
会社から近く、道も比較的分かりやすかったので、地図で簡単に確認して(←これがそもそも間違い)出たのですが…
得意の方向音痴が発揮されて、しっかり迷ってしまいました。同じところを何度も通ったり、狭い道に迷い込んで通行人のおばちゃんから「一通ですよ!」と注意されたり…(←そんな標識はなかったはずですが、たしかに雰囲気は思いっきり怪しかった)
それでもどうにか目的地に着いたのですが、「ここでは扱えないので他所へ行ってください」って(笑)。
まあ、こんな日もあります。

さて、今日は図を貼り付ける練習です。
以前から、将棋のことをブログで紹介したかったのですが、携帯では図面の編集ができないのであきらめていました。さすがに、文章だけで説明するのは無理がありますし。
これから、時々は将棋の記事を書いていこうと思いますが、基本的には初心者でもわかるような内容にするつもりです。
ルールを知らない人でもわかるようにしたいところですが、入門書のようにきっちり説明していくことは、今のところ考えていません。
まあ、結局は慣れですから、半年か1年くらい経てば自然と頭に入っているはずです。

今回は、図面を貼り付ける練習ですから、私の実戦譜を使って、将棋というゲームの開始から終わりまでを簡単に紹介してみます。

まずは最初の図
初形図.png

将棋はこの状態から始まります。
先手と後手が交互に一手ずつ指していき、王様を取ったら勝ちです。
「王様を取ったら勝ち」、とりあえずこれだけ覚えてもらえれば充分です。ちなみに、将棋では普通、王様のことを「玉」(ぎょく)と表します。

次の図
序盤図.png

開始から18手進んだところです。
まずはお互い陣形を整備します。王様の守りと攻めの陣形を作る。
普通はもう少し駒組みが続くところですが、次の手で先手(私)が攻めたので戦いが始まりました。

中盤戦の図
中盤図1.png

先ほどの局面から30手進みました。
お互いたくさんの駒が動いてますね。将棋は限られた駒をできるだけ活用することが大事なんです。
ここからいよいよ終盤戦に入っていきます。

終盤戦の図1
終盤図1.png

さらに29手進んで、先手が持ち駒の銀を打ち込んだところ。
将棋では、相手の駒を取ると自分が使えるようになります。将棋盤の外に「銀」とか「角」とか書かれているのは、それぞれの持ち駒を表しています。
少し先手が苦しい戦いでしたが、ここへきて持ち直してきました。

終盤戦の図2
終盤図2.png

さらに65手!進みました。将棋は、だいたい80〜120手で終局することが多いので、この将棋はずいぶん長引いています。
ここではどちらが優勢なのかわかりません。かなりもつれていますね。
盤上にある「馬」とか「龍」というのは、「角」と「飛車」が相手の陣地に入って、パワーアップ(=「成る」)したものです。

終盤戦の図3
終盤図3.png

さらに22手進みました。
先手も後手も「玉」がずいぶん動きましたね。ここでは先手が優勢な局面です。

終局図
終局図.png

先ほどの図から25手進み、189手目、先手が4四「玉」と指したところで、後手が投了(=「負け」を宣言すること)し、先手が勝ってこの将棋が終わりました。
最後のお互いの「玉」の位置を確認してください。初めはお互い右の方にいたのですが、最後は、先手の「玉」は上へ(敵陣の方に向かって)逃げて、後手の「玉」は左の方に逃げていますね。
非常に長手数の熱戦でした。


いかがでしたか。
意味がわからなくてもかまいません。少しずつ目を慣らしていってもらえればと思います。



あ〜疲れた…(笑)
初回なので少し気合が入りすぎました。
次からはもう少し気楽にいきます。
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2008年01月06日

お別れ会

今日は、春から京都に引っ越す将棋部の先輩(史学科の先輩でもある)のお別れ会でした。
調布にある先輩のアパートまで行ったんですが、駅から15分ほど歩いたところにあり、なんと去年ゼミの企画で歩いた多摩川河川敷のすぐそばでした。

全部で4人集まり、先輩宅で将棋を指し、夜は駅近くの焼肉屋で食事。京都へ行っても将棋に精進してもらうために、しっかり勝つ気で作戦立てていたんですが、残念ながら(?)3連勝されてしまいました。


昨日からちょっと風邪気味なんですが、いよいよ仕事も始まるので、気持ちを新たにがんばります。
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2007年12月21日

1000勝

昨日、将棋のA級順位戦、羽生善治二冠と久保利明八段の対局が行われ、日付が変わるころに終局しました。羽生二冠はこの対局に勝ち、史上8人目となる通算1000勝を達成しました。史上最速・最年少・最高勝率という偉業で、今後この記録は破られないのではないかと思います。

戦型は、ゴキゲン中飛車超急戦。開始から20手も経たずに終盤に入るという激しい展開の将棋でした。久保八段は最近この将棋をよく指していて、研究も充分だと思われます。1000勝と名人挑戦に大きく影響するA級リーグ戦という大一番で、あえて激しい展開に飛び込んでいくところに、羽生二冠の凄さを感じます。
さらにこの戦型は、かつて谷川浩二九段との対局に敗れ、谷川九段の1000勝達成を成さしめた因縁もあります。淡々としているようで、意外と勝負に強いこだわりのある羽生二冠ですから、その辺のことも意識して選んだのかもしれません。

天才たちがしのぎを削る勝負の世界で、毎年様々な記録やドラマが生まれますが、この1000勝はここ数年の将棋界でも代表的な記録になると思います。
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2007年11月25日

充実の連休

昨日は、大学の同期生5人で集まって飲みました。いつものメンバーで楽しい時間を過ごしましたが、他の人たちは結婚とか恋人ができたとか、プライベートも充実しているようでしたね。ま、私は美味しいお酒とおつまみがあれば満足ですけど(笑)。

今日は、以前にも書いたような気がしますが、大学のゼミの先生がされている、鎌倉街道を歩いて史跡を廻る企画に参加してきました。前回の続きで、西国分寺から永山までを歩いて、国分尼寺や分倍河原の古戦場趾を見ました。距離はそんなにありませんが、5時間くらい歩いて、さすがに疲れました。早めの解散で打ち上げがなかったので、「尊敬する先輩」と一杯飲んでから帰宅。

天気もよく、充実した連休でした。また明日から仕事です。気を抜かないようにしないと。

今日は疲れたので、すぐ眠れそうです。でも、もう一つ記事を上げてから。
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2007年10月28日

後悔と反省

自分がやってきたことに後悔するのはやめよう。これからやることに対して、後悔するかもしれないと怖れるのは、愚かしいことである。

しかし、失敗を反省して次に活かさなければ進歩はない。そのためには悔恨の心が必要なのではないか。自分には、悔恨の心が足りないのではないか、と思う。

恐れや欲望があるからこそ、人は進歩するのではないか。いや、後悔せずとも反省することができるならば、それにこしたことはないではないか。

いやいや、それは言い訳ではないか。後悔することを怖れるあまりの言い訳ではないか。

……


将棋に負けると、ついこんなことを考えてしまう…(将棋かい!)。

今日は将棋の社団戦でした。
また出直しだな、こりゃ。
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2007年07月08日

将棋観戦

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
職場で人の入れ替わりがあって、この1ヶ月ほどは仕事で忙しくしていました。
ようやく一息・・・ではなく、これからさらに忙しくなるんですが(笑)。

来週には例の伊豆旅行がありますが、まだ報告の骨格が決まっていません。大丈夫なんでしょうか・・・?


今日は久しぶりに将棋の話題でも。
実は先ほどまで、将棋界初のネット対局によるプロの公式戦の決勝戦が行われていました。
http://www.daiwashogi.net/index.htm
丸山忠久九段と郷田真隆九段の決勝戦は、角換りから後手の郷田九段が右玉に構え、丸山九段の猛攻をかいくぐって入玉を果たし優勝しました(将棋を知らない人には意味不明な文章ですね)。
昨日は、アマチュアも参加できる公式戦で、アマプロ10局の一斉対局があり、結果アマ3勝プロ7勝で、3人のアマチュアの方が2回戦へ進みました。
http://www.asahi.com/shougi/
最近はタイトル戦など、ネットで観戦できる将棋が増えてきて、将棋ファンとしてはありがたい限りです。もちろんこんなことは、ネット環境が整備される以前ではありえないことで、新聞か専門誌を買って読むか、タイトル戦なら開催地へ行って解説会で見るかしかなかったわけです。それが今では、ネットで簡単に、しかもリアルタイムで見ることができるんですからね。

考えてみれば、野球やサッカーだったら、重要な試合はテレビ中継されますが、その他のスポーツならまずテレビでお目にかかることはありません。せいぜいオリンピックとか世界大会のときに、日本人選手が活躍するシーンくらいでしょうか。
スポーツでも芸能でも、その分野でもっとも重要な試合や公演が、不特定多数にほぼ無料で開放されることそんなに多くはなく、そういう意味では将棋はえらく恵まれているなあと思います。基本的に、将棋人口はどんどん減っているのですが、そんな中で見違えるほどネット中継が充実しているのですから、奇妙なものです。

ネット中継やネット将棋の充実は、間違いなく将棋の普及に役立ちますが、ただしそれは、多少なりとも将棋を知っていて興味を持っている人が対象であって、まったくの初心者にはあまり縁がないものだろうと思います。そもそも将棋は、一番最初のとっかかりが難しいゲームで、ルールを覚えて指せるようになるまでに一苦労があります。だから、家族とか友達とか、誰か周りで将棋を指す人がいないと、まったく知らないまま過ごしてしまうことになります。
将棋の普及は、興味がある人をさらに取り込むことと、知らない人にどうアプローチするか、この異なる方法に両方取り組まなければいけないところが大変なんですね。

ちなみに、私が最初に将棋のルールを覚えたのは・・・よく覚えていません(笑)。小学生になるかならないかくらいのときに、友達と指した記憶はあります。ただ、いつ将棋のルールを覚えたのか、どこで将棋を知ったのか、まったく覚えていません。たぶん、父親からなのではないかと推測しますが、う〜ん・・・。その後、小学校の高学年でクラブ活動のときに将棋クラブを選び、そのときに父親から定跡を教えてもらいました。本格的に将棋に取り組むようになったのは、大学に入ってからです。

また明日から一週間の始まりです。仕事に備えて、早めに休むことにします。
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2006年08月01日

意外な結果―名人戦移行問題6

今日、日本将棋連盟の臨時棋士総会が行われて、毎日新聞社による
名人戦単独主催案が、採決の結果否決されました。
もうなが〜いこと、この記事を書いていなかったので、
もう忘れている人も多いかと思いますが、5月に行われた棋士総会から
今日まで、実はいろいろと動きがありました。
私も詳細に目を通してきたわけではないので、経緯は簡単に。
5月に行われた棋士総会では、結論は先送りとなり、毎日新聞が
単独主催を希望した場合には、臨時総会で賛否を問うことに
なっていました。7月に入って、毎日新聞から契約金増額の提案が
あり、今回はその条件で毎日新聞による単独主催の是非を採決した
わけです。ちなみにこの増額案は、当初朝日新聞が示した契約金額よりも
若干ながら多いというものでした。
今回、毎日単独主催案が否決され、今後は朝日新聞の単独主催、
もしくは毎日・朝日共催も視野に入れつつ、将棋連盟と朝日新聞との
交渉が始まることになります。

実は、今回の総会の直前になって、羽生善治三冠、森内俊之名人らの
タイトルホルダーが相次いで毎日新聞支持を明言していました。
このほか、渡辺明竜王や、ちらっと見た情報によると佐藤康光棋聖も
毎日新聞支持を明示していたそうなので、いわば、現在の将棋界で
一番強い人たちがそろって毎日新聞支持を明言していたことになります。
また、その他のプロ棋士のブログやそこに書き込まれるコメントを
見ていると圧倒的に毎日支持が多かったのと、結局毎日新聞が譲歩
して理事会との交渉も開始し契約金の増額を示したので、僅差で毎日
になるかと思っていたのですが、結果は逆に僅差で否決となりました。

う〜ん、意外でしたね。
羽生三冠が毎日支持を明言したときには、正直驚きました。
羽生三冠は、将棋の実力は言うに及ばず、ファンの信頼度や
将棋界の外への知名度も群を抜いていましたから、その羽生三冠
による政治的効果をねらっての毎日支持発言は、相当に影響を
及ぼすのではないかと思いました。今回の問題に関して言えば、
眠れる獅子といえる存在だったのです。
しかし結果は否決となり、この発言もある程度結果がわかっていて
なされたものではなかったのか、という推測が流れています。
さもありなん、という感じですね。

私は、将棋界のためには、今回は朝日新聞に移行した方が良いと思って
いるのですが(最善は、朝日・毎日共催案)、しばらくは混乱が続く
だろうと思います。
ネットでは、毎日支持が圧倒的に多かったのですが、それでも
流れを決するには至らなかったようです。この辺も、興味深いところ
ですね。
いずれにしても、今回の結論に至るまでの流れを理解するには、
もう少し様子を見てみたいです。

ただ残念なことは、朝日新聞が名人戦を主催することになると、
現在朝日新聞が行っている「朝日オープン選手権」という棋戦が
なくなってしまうことです。朝日オープンは、プロ棋士の公式な
トーナメントせんですが、アマチュアのトップ10人が出場して、
プロ棋士との対局を行います。私は、名人戦よりもこの朝日オープン
の方が、今後の将棋界には必要だと思っているし、現時点でも
名人戦や竜王戦よりも将棋界に貢献していると思っているのですが…。


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2006年06月15日

考え方が大事―新しい試み・補足1

前の記事「新しい試み」は、やや詰め込みすぎになってしまい、省略してしまったことや触れられなかったこともありますので、いくつか補足の記事を書いていこうと思います。
本題に入る前に、実は私、ちゅう太さんからコメントをいただいて、ちょっと感激しています。特に何か、他人より秀でているものがあるわけでもなく、一将棋ファンに過ぎない私が、プロ棋士と(わずかとはいえ)コミュニケーションが取れるというのは、少し前ならまず有り得ないことだったのではないでしょうか。ブログの力のすごさを少し実感できました。もちろん、ちゅう太さんの人柄の良さがあってこそ、なのですが。
さて、そもそも私がどうしてこのような記事を書くことにしたのか、それを述べてみます。状況の説明は省きますので、「新しい試み」を先に読むことをお勧めします。
コメントという形を採らなかったのは、考えがまとまらず、短い文章で簡潔に結論だけ伝えることができなかったからというのがあります。しかし、そもそも結論だけを伝えることにそれほど大きな意味があるのでしょうか。
私も、ブログにどんなことを書いたらいいのか、結構考えます(え?そうは思えないですか?)。その経験から、ちゅう太さんの質問に答えるには、むしろ考える過程を知ってもらう方が良いのではないかと思いました。そうすると、当然長い文章になりますから、自分のブログの記事として書くのが最適ではないかということです。

そして、もう一つの理由は、ブログの可能性を試してみたいということです。ブログの長所は、手軽に、世界中の人と双方向的コミュニケーションが取れることにあります。おそらくブログをやっている誰もがわかっているでしょうが、実際にそれを活かしている人はそんなに多くないのではないかと思います。私はブログをやるにあたって、このコミュニケーションの部分を少しでも意識していきたいと考えています。といっても実践するのはなかなか大変ですが。
今回も、単にコメントをつけるだけならば、ちゅう太さんのブログが作り出す空間の中でのコミュニケーションに留まってしまうでしょう。私が記事を書くことで、ブログとブログを接続し、新しいコミュニケーションが生まれるのではないかという期待を抱いているわけです。

長くなりましたので今回はこの辺で。次は、私だったら「ちゅう太のつぶやき」で、どんな記事を読みたいかについて、少し詳しく書こうと思います。

…思いますが、私は基本的に携帯でブログの更新をしていますので、長い文章を書くのは一苦労です。ですから更新が遅れたとしても、あまり責めないでやってください(笑)。
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2006年06月13日

新しい試み

没になりかけた記事なんですが、励ましのコメントもいただいたので、がんばって書いてみました。思えば、前に書いたときはいろいろと考えすぎて、まとまらなくなってしまいました。そこで、なるべく要点を簡潔に述べるようにし、別の記事で補足することにします。

さて、本題ですが、先日とある将棋のプロ棋士のブログで、意見の募集が行われました。
「ちゅう太のつぶやき」
http://chuuta.blog14.fc2.com/
質問はいたって簡単で、「プロ棋士である自分にブログでどんなことを書いて欲しいか」という内容です。普通はコメントという形で意見を書き込むところですが、思うところがあり、自分のブログに記事として書き、そのことを通知することにしました。

以下質問に答えるわけですが、自分ならどんな記事を読みたいかと、自分がプロ棋士だったらどんな記事を書きたいか、の2通りで考えてみます。
私は、将棋のファンであり、将棋界のファンでもあるので(両者は似ていますが別物です!)、やっぱりこの2つの記事を読みたい。
では、私がプロ棋士だったらどんな記事を書きたいか。まずは自分の指した将棋のことを書いてみたい。理由は簡単で、自分が好きなことを誰かに伝えたいと思うし、何よりその一局に自分という存在を燃焼させているのだから。あとは、ブログを使って初心者向けの将棋講座をやってみたい。ブログで将棋を教えることができるのかどうか、ちょっとした実験でもある。

さて、もう少し視野を広げてみます。いま、プロ棋士がブログをやることの意義は何か?実はここを詰めないと話は進みません。将棋ファンが年々減少し、プロ棋士の収入が減っていき、リストラも必要になってくる。要するに斜陽産業ですね。
将棋は、今のところそれほど生活の必需品ではないので、端的にファンがどれだけいるかが重要です。そして、ブログによって将棋ファンをある程度引きつけておくことはできるような気がします。
既に将棋を知っている人を対象にするとして、どういうファンを一番重視すれば良いのか、そこが重要ですね。
ところで、全く将棋を知らない人にブログで将棋を教えることってできるんでしょうか?

最後に、読み手の関心も大事ですが、書き手の関心も大事です。まずは、自分が一番書きやすいことから始めたいですね。

いずれにしても、気の向くままに書くだけではなく、何かテーマを持って書く記事が必要なのではないでしょうか。
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2006年05月17日

将棋の文化性とゲーム性(1)−名人戦移行問題5

棋士総会が来週の金曜日に迫ってきました。総会の結論にはそれほど重要性を感じていませんが、先週、理事会が名人戦を朝日新聞と毎日新聞とで共催にしてはどうかという提案を出したので、総会でそのような決着になるのならば興味深いところです。

さて、大多数の人が感じていると思いますが、そもそも将棋はあってもなくてもかまわないものです。将棋が存在する理由を将棋というゲームそのものの中に見いだすことはできません。ということは、誰かが頑張って普及しなければいけないわけですね。では誰が何のために将棋を普及するのか。これが問題となってきます。ここでは、何のために、の部分を考えてみます。
将棋というゲームが存在しているのには、当然何らかの要因があります。私は、その要因は、大きく以下の4つが挙げられるのではないかと思っています。
(1)慣習
昔からあるから、という理由です。
(2)文化性
将棋という文化が持つ力や果たす役割のことです。
(3)ゲーム性
将棋というゲームがおもしろいからという理由です。
(4)論理性
将棋というゲームを論理的に解明しようという試みのことです。具体的にはコンピュータの将棋ソフトの開発です。コンピュータ将棋はここ1〜2年で飛躍的に強くなりました。名人がコンピュータに負けるのも、もはや時間の問題です。
今回の問題で大きく浮かび上がっているのは、(2)と(3)だろうと思います。いま、理事会は多くのファンから批判を受けていますが、同じように理事会を批判する人たちの間でも、実は将棋に対する感覚は大きく異なっています。簡単に言えば、(2)を重視する人と(3)を重視する人がいるということです。そして、この2つの立場の違いは、名人戦の主催がどこになるとかということよりもずっと大きな問題なのです。この違いは、具体的には、今後どのように将棋を普及させていくかということに現れてくるでしょう。
私が思うに、理事会は(3)の方を重視した考え方で、現状を憂えているファンの多くも(3)を重視しています。つまり、理事会とファンの間にそれほど立場の違いはなく、ある意味では大勢に従っていると言えるでしょう。
(2)と(3)の違いを、極端に言ってしまえば、(2)は将棋という文化の力で善い人間関係、善い社会を築こうとするのに対して、(3)は将棋というゲームをもっとエンターテイメントとして発展させようとしています。
続く
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2006年04月27日

信義の問題―名人戦移行問題4

ネット環境の貧弱さのため、この問題についてどんな議論が出ているのかきちんと把握できていません。こんな状況で記事を書くのは気が引けるのですが、このまま待っていても改善される見込みがないので、私の考えを書いていこうと思います。

まず、一番興味を引くのは、将棋連盟理事会の態度は信義にもとるとする批判が多いことです。これを少し考えてみましょう。
信義というのは、個人と個人の関係であればとても重要な要素ですが、個人と団体、団体と団体の関係になったらどうでしょうか。大ざっぱに言ってしまえば、団体の規模が大きくなればなるほど、信義の持つ意味は小さくなるはずです。代わって、一般的には経済的利益が重要な意味を持ってきます。毎日新聞・朝日新聞と将棋連盟との契約において、当事者間の信義はそれほど問題ではないはずです。
おもしろいのは、一個人が毎日新聞ほどの大企業に対して、かわいそうだという感情を抱くことです。これは、毎日新聞を多くの人間の集まりではなく、むしろ一つの人格に近い存在としてとらえる傾向が強いことを表しているのではないでしょうか。
信義を問題にする人はおそらく、特定の個人、例えば将棋連盟との交渉担当者や契約の責任者といった人達が「裏切り」により傷ついていることではなく、毎日新聞という「一つの人格」が「裏切り」により傷ついていることに同情しているのだと思います。
冷静に考えれば、毎日新聞のような大企業が、信義にこだわって自社の利益を見失い、突然の契約解消で大きく傷つくなどありえないことです。だから私は、今度の将棋連盟の総会で、名人戦が朝日新聞に移ったとしてもさほど問題だとは思いません。理事会は、経営者として普通の判断をしているのだろうと思っています。
しかし、現実にこれを信義の問題だと考える人が多いのであれば、単純ではありません。なにしろファンがあっての商売ですから、その意に沿わない行動には、慎重にならなければいけません。仮に、理事会の考えが経営的には優れていたとしても、ファンが納得しないのであれば、思わぬ失敗をするかもしれません。

ここでは、結論を出すことが目的ではありませんので、今回はこれで終わりですが、最後に蛇足として、一つ私の予想を書くことにします。
おそらく、今回名人戦が朝日新聞に移って、その後将棋界が発展もしくは現状維持に成功したならば、多くの将棋ファンが理事会の英断を称えるでしょう。良い結果を前に、その過程を問題にして、全体を批判できる人はそんなに多くないのではないでしょうか。真に筋を通すということは、大きな困難と向き合わなければいけないのです。
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2006年04月19日

基礎知識―名人戦移行問題3

今回の問題を理解する上で、最低限これだけは知らないと、ということを説明します。
(1)日本将棋連盟の機関
〇棋士総会
将棋連盟はプロ棋士(引退した棋士も含む)を会員とする組織です。連盟の意思を最終的に決定するのは、年に一度開かれる「棋士総会」です。棋士一人一人が決定権を持っています。国会のようなものを想像してください。今度の総会は5月26日に開かれる予定で、そこで、今回の問題に対する最終的な決定がなされるはずです。
〇理事会
連盟の普段の運営を行うために、総会で理事を選出します。もちろん理事もプロ棋士です。この理事によって構成されるのが「理事会」です。今回の問題で意思決定をしているのは、今のところこの理事会レベルであり、一般のファンからは理事会を批判する声がみられます。多くのプロ棋士にとっても、今回の話は突然だったようで、棋士のブログを見ると、彼らがかなり騒然としている様子が窺えます。
(2)名人戦
各新聞社が契約金を出して、タイトル戦と呼ばれる棋戦を行っていることは前にも述べました。サッカーなら天皇杯、競馬なら有馬記念など、みなさんも聞いたことがあると思いますが、将棋のタイトル戦もこれらと同じようなものです。
「名人」とは、古くは江戸時代からある称号で、その頃は世襲制でしたが明治以降純然たる世襲は崩れて、昭和になって、実力制に変更されました。将棋界では最も古く、権威のあるタイトルと言えます。
この名人戦ですが、実力制の名人戦が創設されてから、毎日→朝日→毎日と主催者が移ってきた経緯があります。基本的には、いつも契約金のことが問題になって移行が行われているようです。今回も、朝日新聞は毎日新聞よりも多い契約金を用意して、名人戦主催の話を理事会と合意しているようです。
(3)経緯
理事会は朝日新聞との交渉を経てから、毎日新聞に契約の打ち切りを申し入れました。問題は毎日新聞との契約期間がまだ残っていることです。突然表面化した今回の問題ですが、毎日新聞が納得しなかった場合に、契約が解消できるのかどうか、法的な問題があります。さらに、理事会による一方的とも見える通達に対して、一般のファンからは道義的に問題があるという非難が少なからず上がっています。この「信義」の問題は、いずれ詳しく考えてみたいと思います。
posted by さがみ at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

記事を書く理由―名人戦移行問題2

なぜ今回、名人戦移行問題を扱うことにしたのか。その理由を書こうと思います。

一つには、この問題はプロ棋界に大きな影響を与える可能性が高いということです。現在、日本将棋連盟は年間で1億円を越える赤字を出していて、現状維持が難しい状況にあります。将棋のプロがなくなってしまうとは思いませんが、このまま行けばかなりの縮小を余儀なくされるでしょう。
そして今回の問題は、急激な変化をもたらす可能性を充分にもっています。場合によっては、あっという間に縮小していくかもしれません。
なぜ今回の件が大きな問題となっているか。詳しくは別の機会に書ければと思いますが、簡単にいえば、将棋連盟の理事会は毎日新聞との契約期間が残っているにも関わらず、突然(と現時点では報道されている)毎日新聞に契約の変更を伝え、名人戦の主催を朝日新聞に移すと発表したからです。
これは、厳しい状況にあるプロ棋界を何とかしようと、連盟理事会が大きな決断をしたと考えるのが妥当でしょう。つまり、連盟理事会は自ら求めて、急激な縮小も考えられる状況に飛び込んでいったことになります。

二つ目は、今回の問題に対して、一般のファンから大きな反響が起こっていると、私には見えることです。これは、ファンの多くが、連盟の経営が危機にあることを知っていて、なおかつ今回の問題がさらなる危機を招く可能性があることを感じ取っているからだと思います。
龍王のタイトルをもつプロ棋士、渡辺明さんが開設しているブログには、今回の問題が明らかになってから、すごい数のコメントが書き込まれました。
去年、アマチュアだった瀬川晶司さんがプロ入りの嘆願書を連盟に提出し、ついにプロ棋士になるということがありました。本来ならばプロになる資格がない瀬川さんがプロになれたのは、将棋ファンと世論の後押しが決定的な要因であると私は考えています。この出来事によって、連盟とファンの関係が大きく変わったのではないかと思います。

以上2点を挙げましたが、要するに、将棋界が急激な縮小の危機にあり、それに対して去年から存在感を増した一般のファンが大きな反応をしていることに、強い興味を抱いたわけです。プロ棋界と新聞社の利害関係だけではない問題が、存在していると思っています。
そして、これは決して将棋だけでなく、その他の文化、あるいは社会そのものの在り方にまで広げて考えることが可能なのではないかという気がしています。
posted by さがみ at 18:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名人戦移行問題

久しぶりの更新です。全世界1千万の、さがみのくにファンの方には更新が遅くて申し訳なく思っています。

実は私の趣味は将棋なんですが、将棋のことを書いても同好の人しかおもしろくないと思い、ブログには書かないようにしています。将棋のことを書くときは、誰でも興味がもてる内容にしたいと思っています。
さて、既に知っている人もいるでしょうが、いま将棋の名人戦の主催者が、毎日新聞から朝日新聞に移行するかもしれないという事態が起きています。
将棋界の在り方はもちろん、実はこれからの日本社会の在り方の転換点になるかもしれない事態だと考えているので、今後も継続して記事を書いていきたいと思います。
まずは将棋界についての基礎知識から。将棋にはプロがいます。現在プロ棋士は200人弱。そして彼らが所属し、彼らをまとめる役割を果たしている機関が、社団法人日本将棋連盟です。このプロ棋士たちにお金を出しているのは、基本的には新聞社で、読売・毎日・朝日の三大紙はもちろん(この順番は現在の日本将棋連盟での順位による)、東京・産経・日経・共同通信・赤旗、その他地方紙でも何らかの基戦を主催・共催してお金を出しています。他にはJT、NHKなどが基戦を主催しています。
プロ棋士は、一応基本給もありますが、主にはこれらの基戦に出場して対局料をもらい生計をたてています。
こうした基戦の中で、格付けが高いものがタイトル戦と呼ばれ、今回問題となっている名人戦は現在毎日新聞が主催しているタイトル戦で、将棋界では最も伝統があり、そして最も権威があるとも言えます。
この伝統と権威ある名人戦が、毎日新聞主催から朝日新聞主催に移るかもしれないというのが、私が名人戦移行問題と呼ぶ事態です。

おそらく一般的にはあまりなじみがなく、複雑な話だと思いますので、なるべくわかりやすい説明を心がけますが、その分記事が長くなってしまうかもしれません。また、私の情報不足、実力不足のために、どれほど内容ある記事が書けるかもわかりません。ただ、このブログを見て、将棋に興味をもってくれる人がいるならうれしい限りです。そうした期待と、私自身の思考を進める意味も含めて、この問題について書いていこうと思います。
posted by さがみ at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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